畑のある家

●設計事例の所在地: 
長崎市田上町
●面積(坪): 
74.11㎡(22.4坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

150坪の敷地に貸家と倉庫が建っていた。画面には写っていないが貸家部分を解体して駐車場に、また倉庫があった部分を解体して平地にして、その部分の前面に畑スペース、北側に週末のための平屋(74.11㎡、22.4坪)を建築。
畑を耕し、孫たちとも遊べる老夫婦の週末住宅となっている。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

貸家部分(道路側)と、倉庫部分の高低差が2mほどあり、貸家部分を改装して使用しようと思っていたが、駐車スペースが取れなくて、鉄骨で作るには余分に費用が掛かってしまうので、予算が少しオーバーしてしまうが、貸家部分を解体して駐車場にして、倉庫のあった平地部分に平屋を建て、畑を作ることとなった。
駐車場も広くとれ、畑も日当たりがよく、南からの光も十分に取れる住宅が建った。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

以前、身内の方のクリニックを設計したつながり。
と、敷地の利用の仕方の提案と平屋の計画、予算の配分、の提案がうまくできた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地の利用の発想の転換(既存をリフォームして、駐車場を作るには、費用が掛かりすぎるし、車も数台は止められない)。
既存の建物を解体して、駐車場にして、2m下がった部分に平屋を建てたほうが敷地が有効になる。と提案。
但し、建物には通常の建材を使用して、できるだけ安価に仕上げる。
色合いを統一し、形をシンプルにして落ち着いた空間に仕上げた。

依頼者の声: 

自分たちの考えでは思いつかなかった敷地の使い方、予算の配分と、満足した建物ができた。と評価していただきました。
今では、週末だけではなく、半分以上はこちらにいるそうです。

その他の画像: 

ワンルームのLDKです。上部は孫の宿泊のためのロフト(約6帖)となっています。

同じくLDKです。

LDKから畑を見る

こちらも長崎市内で25坪ほどの平屋ですが、こちらは若い20代のご夫婦が建てた家です。
平屋が安いと思っておられたのですが、年取ったことを考えると平屋がいいということでした。
もちろん、若いので予算はありませんでした。
こちらも通常の建材を使って建てましたが、部分的にオリジナルのものをデザインして設計しております。

上記のDKを見たところです。リビングからキッチンは見えないようになっています。
が、キッチンからはこちらの気配がわかるようになっています。
LDが広く取れませんでしたので、テーブルはキッチン横に作り付けで作りました。
サービス、片付けは楽ですし、キッチンの中が見えなくてすっきりしています。

キッチンから作り付けのダイニングテーブル、外庭を見たところです。

上記の玄関土間です。引き戸でポリカーボネイトという、軽く、割れにくく、光を通す素材です。

上記の将来の子供部屋です。仕切れるようになっています。
通常は引き戸を開けて、リビングとつなげて使います。広さが感じられます。

設計者

ユーザー 鶴巻デザイン室 鶴巻 学 の写真
オフライン
Last seen: 5年 5ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:21