千葉県の古民家再生

●設計事例の所在地: 
千葉県
●面積(坪): 
70坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

千葉県の古民家の特徴である雁ぶり瓦を特注して当初の屋根を銅板で再現しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

当初 ご家族の中でお父様は代々ご先祖から受け継いできた家を次世代に受け継いで行くと言う思いが強く、再生工事による変化を喜んでおられませんでした。

また正面が東向きだったので日当たりが悪く、曳家をして家の向きを変えたいというご希望が有りました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

外観は当初の様子を再現し、間取りはこの古民家の大事な要素・三ッ間続きの座敷や式台玄関と広間を生かした上で台所や水廻りを使いやすく配置しご提案をしました。
最初は心配されていたお父様も図面を確認していくうちに次世代に引き継ぐための再生工事だと共感して下さり、決め手となりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

既存の正面が東向きで日当たりが悪かった為、曳家をして90°向きを変え日当たりを確保しました。
座敷廻りは当初の様子を残し、土間側には中廊下、収納を新たに設けて使いやすい生活空間に整えました。

その他の画像: 

広間を居間に

元の様子を残した座敷

旧土間の一部を新玄関に。
奥に内玄関を造り、充実した収納を設けたので玄関はスッキリとお客様を迎える為の空間に。

設計者

ユーザー 降幡設計東京事務所 中村 未希子 の写真
オフライン
Last seen: 22時間 4分 前
登録日: 2012-07-24 10:22