豊田市の旗竿地の家

●設計事例の所在地: 
愛知県豊田市
●面積(坪): 
35.3坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

段差のある、リビングとダイニングです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

旗竿地の為、プライバシーに配慮した住まいとなることです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は40~50年前に位置指定道路により宅地化された5区画のうちの1区画で、旗竿地と呼ばれる四方を隣地に囲まれた形状です。
「本当に贅沢な空間=開放性とプライバシー性が共存した空間」という言葉をヒントに、どう明るく開放的かつしっかりと守られた、快適な空間をつくるかがテーマとなりました。
施主ご家族からのご要望は、日本らしい生活の出来る、日本の住宅の良さのある住まいにしたいというものでした。そこで1階は住宅の中心に家族が集まって食事をする場所を設け、この食堂を取り囲むように台所、和室、居間、縁側、玄関、階段、水廻り、食品庫を配置しています。食堂・居間は縁側、障子、和室などによって、外との距離を調整できる機能を持つと共に、食堂の上部を吹抜けにすることによって2階から明かりを取り込み、閉じた状態にしても明るく開放的な空間が成立するように計画しています。
   
開放性とプライバシー性を住人が好みに合わせて調整することは日本家屋では普通に行われてきたことです。この日々の調整により、家の中に小さな変化が生まれることで普段の生活が少し豊かになることを期待しています。

その他の画像: 

設計者

ユーザー ジュウニミリ建築設計事務所 二村はじめ の写真
オフライン
Last seen: 50分 12秒 前
登録日: 2012-07-24 10:26