清瀬の家

●設計事例の所在地: 
清瀬市
●面積(坪): 
114㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

漆喰と無垢材を使用した快適な住空間です。部屋全体を包み込む左官材の壁や柿渋無垢フローリングが、すぐれた調湿や消臭により空気の質を変えています。

漂う空気がとてもさわやかで清々しく感じます。

以前の空間での暮らしが、新たな空間を得た今でも変わらず連続したように思えるのは、建築主のライフスタイルに調和した空間であることの証です。2階はコの字型に繋がるワンルームの広い空間になっています。ひと続きの部屋のひと隅にあるパソコンコーナーが気負いのない建築主のライフスタイルを物語っています。
ほんのり香る井草の香りに癒やされる空間です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

小さいながらも、かわいらしい家。
家事動線が楽な間取りなどです。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

提案力です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

エアコンに頼らない、断熱性の高い住宅であることや、自然の素材を使った人に優しい住まいにしたいという要望でした。
断熱材の厚さは9cm以上の省エネルギーかつ高断熱仕様にしています。
内外の仕上げを漆喰にしたり、フローリングは柿渋のオーク無垢材を採用しています。
空気の質がまったく違う快適な住まいになりました。

依頼者の声: 

小さな部屋を仕切るのではなくて、ワンルームにして使い勝手の良い間取りにしたい。一部を畳敷きにすることで、家事や休息のスペースまた、寝室にも使えるような工夫をしました。

その他の画像: 

かわいらしく緩やかな片流れの住宅です。
田園風景の中にあって、白壁が印象的です。

外壁は漆喰です。
無機質なサイディングと違って、職人の手による自然な風合いがあります。自浄作用があり、汚れにくい材料を選定しています。

一間巾の広い玄関。脇にはシューズクロークとクローゼットを別に設けているため、すっきりした玄関になっています。
床は外から繋がる300角タイルです。

一間巾の大らかな玄関ホールです。
単なる廊下としてではなく、絵を掛けたり、テーブルを置いて飾り付けたりできるように考えています。
階段側には窓を設けて、光が差し込むようにしています。

5畳の広さがあります。
洗濯室も兼ねているので、物干しの動線を考えて、奥の窓はバルコニーに繋がっています。
洗面カウンターの長さは2.2mあり、下を開放することで座って使えるようにも考えました。
床は300角タイルです。
両サイドに窓を設けた明るい洗面スペースです。
リネン棚は、扉をつけることも考えられますが、かごなどを使って整理すれば棚だけでも十分ですし、機能的です。

2階はコの字型のひと繋がりの空間になっていて、その中心にリビングがあります。片流れの屋根そのままを天井の形にしてるので、南に向かうほど高くなり3mの天井高になります。

ダイニングキッチンと繋がるあわせて20畳の大きな空間です。
ダイニングキッチンは、縦格子で緩やかに仕切っています。

部屋が窮屈にならないことと使い勝手を考えて、キッチンの吊戸棚はすべてオープン棚にしています。建築主のライフスタイルにあった機能的な空間になっています。

リビングと繋がる書斎(パソコンコーナー)と畳敷きの予備室です。
一間半の収納があります。
畳間は家事や客間に使うことができ、ごろごろくつろぐのにとても便利です。

設計者

ユーザー 有限会社 長井義紀建築設計事務所 長井義紀 の写真
オフライン
Last seen: 10時間 9分 前
登録日: 2012-07-24 10:14