御所東のシェアハウス
●設計事例の所在地:
京都市左京区
●面積(坪):
150㎡(45.5坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
京都御所の東、うなぎの寝床状の敷地にたつ木造2階建てのシェアハウスです。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
オーナーが街の中で3人の女子学生と住むため、「プライバシーを確保しながらも、交流したい」とのことでした。
依頼者があなたに依頼した決め手:
以前住んでいた住宅の改装を手がけたご縁で、今回の新築住宅の設計を依頼されました。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
オーナー、3人の女子学生だけでなく、オーナーのお友達や、併設するギャラリー・茶室への来客など色々な目的、タイミングで訪れる人々のために、路地であり庭であり明かり取りともなる空地を建物南側に細長くもうけました。
依頼者の声:
退職後、娘一家の家の近くで独り住まいを楽しむための家として、木造で暖かみがあると同時に、使いやすくて、たくさんの人が集える機能的なすまいになりました。
その他の画像:
建物南側にもうけた路地庭にむけてすべての窓があいているので、室内に光が潤沢に入ります。
お友達の絵を展示したり、娘さんの料理教室になったり、多用途なパブリックリビングです。
隣家の白い壁に反射して光がさしこみます。
オーナーのプライベートリビング。最小限のミニキッチンが備えられています。
一番奥にある茶室では、定期的にお茶会が開かれます。
2階のシェアハウスへの階段。
3人の女子学生はこのダイニングキッチンを共有します。
2階の寝室。御所の緑が、天井の木の骨組と呼応しています。
廊下のつきあたりに室内の物干し場。
ギャラリーの飾り窓は道から見えやすいよう少し張り出した出窓になっており、夕刻、賑やかな様子が道からうかがえます。