Kリウマチクリニック
東側正面から「Kリウマチクリニック」を見る。
スタイリッシュでオシャレな外観。
敷地の南側と東側が道路に面している、角地(クリニックの敷地としては決して広くない)に、最小床面積で雨にぬれずに車の乗降ができる車寄せを、どちらの道路から見ても45°のラインに設置しました。
南側のメイン道路から来た車は左45°に曲がり、乗降が終了したら東側の道路にでる方式は、通常の車寄せに必要な床面積の1/2以下に納まり、Uターンする必要もないので、角地を最大限活用した便利な車寄せになりました。
この平面「45°」をモチーフにして、外観の軒先、2階のサッシ廻り、看板等、断面や平面を「45°」にすることで、「スタイリッシュなクリニック」が完成しました。
室内は患者にもクリニックのスタッフにも「明解で最短距離の導線プラン」になるよう工夫し、特にスタッフが一番使用する導線は、患者の導線と分離することで、より効率的でどちらにとっても「使用勝手の良いクリニック」になりました。
待合室や受付から外部車寄せを見ると、まるで「開放的な中庭」を見ているようで心地よく、また吹き抜け上部の窓からは、空のみを切り取ってながめているようでそう快です。
また各部屋や廊下、階段等、トップライトやハイサイドライトを工夫して設置することで、自然光が沢山差し込み、「明るく、開放的なクリニック」になりました。
2階はドクターとスタッフ専用のフロアになります。院長室、医局、スタッフルームはそれぞれ南側の屋上テラスにつながり、休憩時間は絶好の「いやしの部屋」となることでしょう。
東側外観。角地を最大限活用した車寄せを見る。
受付と待合室。右側の窓の向こうは車寄せ。
明るさと開放感あふれる待合室。大きな窓から車寄せを見る。
落ち着いた雰囲気の診察室。
オシャレな壁紙で閉鎖的なX線室を演出する。
院長室。部屋から南側屋上テラスにつながっているので、休憩時間は絶好のいやしのスペースになる。
中待ちの廊下。トップライトを設置し自然光を利用し明るい雰囲気を出している。
処置室。壁一面をアクセントクロスし落ち着いた雰囲気の処置室になる。
女子便所。アクセントクロスでおしゃれに演出。
職員玄関と2階につながる階段。