二重縁側の家

●設計事例の所在地: 
東京都町田市
●面積(坪): 
約32坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

築45年以上になる、一戸建て住宅のリノベーションです。 時の移ろいが造り出した、風合いと建物が持つ個性を最大限に生かしデザインしました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

建て替えをせず、広くさっぱりした空間がある家にすることが可能か。最初にお話しをお伺いしました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建物全体で無く、ちょうど半分をリノベーションすることで、既存の建物の中でも気に入っている部分は想い出と共に残し、もう半分を天井や内壁を壊し、新しく、広くて明るい居心地の良い空間にする提案を、気に入っていただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

築45年以上になる、木造(一部鉄骨造)一戸建て住宅のリノベーションです。LDKの天井と一部壁を取り除き、大きな吹抜けにし、天井裏に隠れていたロフトと一体になった、立体的な空間を造り出しました。あらわれた木梁は、時の流れによってのみ造られる風合いを携え、落ち着いた雰囲気を日々の暮らしに与えてくれます。外部には木デッキの長い縁側を配置し、空間に広がりを与えています。温かい陽射しと、吹き抜ける心地よい風を感じる、新しい空間が出来上がりました。

依頼者の声: 

「念願だった、広く明るい家で、日々、快適に過ごしています。大のお気に入りの我が家です。」と言うお話をいただきました。

その他の画像: 

ロフトの床は簀子状になっており、明かりと風を通します。

空中の縁側のようになっています。

時の移ろいが造り出した風合いのある木梁。

立体的で明るい空間。

キッチンは既存のままの仕様。アイランド家具を設け作業性と収納量を上げました。

内壁を取払い広い空間を造り出しました。

元々は内壁で二分割されていた開口部。大きな開口になりました。

リビングダイニングの見上げ。

外と繋がる軒下空間。リビングダイニングに広がりを与えます。

デッキで縁側空間を造りました。

設計者

ユーザー 一級建築士事務所すずき 山村尚子 鈴木宏亮 の写真
オフライン
Last seen: 5年 4ヶ月 前
登録日: 2018-10-25 11:35