大泉の家(ロフトと屋上のある4世代の家)

●設計事例の所在地: 
東京都練馬区西大泉
●面積(坪): 
46.6坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

屋根勾配に合わせて天井の高くした2階子世帯の住まいのリビング・ダイニングとキッチンです。
写真右手、この空間への入口部分は天井を低くして、その上にロフトを設けています。
正面の階段はこのロフトにつながると共に、ルーフテラスへもつながります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・しっかりとした基本性能の家
・1階はご高齢のお母様の部屋の近くに水回りを設けること
・2階は広いロフトとルーフバルコニーを設けること
といったご要望を受けた住宅です。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

これまでの2世帯住宅をはじめとした住宅の実績や家づくりに対する考え方をご評価頂いてお声をおかけ頂きました。
その後、配置計画やプランニングを行っていく中で、家づくりの方向性の確かさをご確認頂いて正式なご依頼(設計契約)をさせて頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

練馬区大泉の住宅地に建つ2世帯住宅で、4世代のための住まいです。
南に芝生畑が広がり、接道が北側という敷地に、新たな2世帯住宅としての建替えを行った家です。
1階はご両親とその親御さんの住まい、2階は子世帯という住宅で、2世帯住宅としてはオーソドックスといえる構成の住まいです。
床や造作材は無垢板、その他内装材は漆喰、自然塗料、タイルといった自然素材を多く使用した家です。
ロフトを設けることから建物高さが比較的高い住宅とする必要があったこと、敷地や道路に関する法的な条件などから、建築には近隣説明も含めて様々な許認可が必要な住宅でした。
そのようなことから設計完了後、さまざまな手続きを経てようやく着工、解体工事や地盤調査・改良等を含めて、設計開始からはかなり時間を要して完成した住宅です。

その他の画像: 

敷地は北側が道路、南側は芝生畑が広がる敷地ですので、エントランスや駐車・駐輪スペースは北面に、南面には各諸室が面するようにしています。
建て主さんのご希望から外壁の色は群青色をベースとして、その他の色は黒とグレーのモノトーン色を組み合わせた構成としています。
若干凹凸のある平面計画ではありますが、屋根はできるだけシンプルにすべく、基本的には切妻屋根、一部を陸屋根(テラス)とした家です。

北側の道路側の外観です。
この地域は高い目隠し塀を設けることができない区域に指定されています。
とはいえ、一般的な化粧ブロック積みの上にアルミフェンスを載せるというのは避けたかったことから
写真のような黒い支柱によるスリットスクリーン状の囲障としたものです。

親世帯のリビングダイニングは南庭に大きく面するように東西方向に長い形状としました。
写真はダイニングよりリビングを望んだものです。
リビングの右手は寝室、奥は水廻りと親御さんの部屋です。
カーテンボックスの上に間接照明を設け、柔らかな光に包まれる場としています。

ご高齢の親御さんの部屋は1階の家の奥の最も静かな場所にしました。
トイレや洗面所、浴室と隣接した位置とし、木製天井による落ち着いたインテリアとしました。
リビング同様、カーテンボックスの上部には間接照明を設けています。

「浴室は桧の内装で」というご要望を受け、足元廻りはハーフユニットを使用し、 壁から天井廻りはその裏に通気層を設け、仕上材は桧の小巾板貼とした浴室です。

リビングの東面を望む(天井高は高い所で約4..8m)

リビングへの入り口部から部屋の南面を望む(左手がキッチン、その奥はリビングのTV台)

将来2室に分けることができるようにした洋室は東西方向に長くすることで、2室に仕切った際にも、双方の部屋が南面する配置としました。

リビングからつながるロフトです。
切妻屋根の最も高い部分を利用して設けたものです。
(床材は桧の無垢板)

玄関アプローチ部の夕景です。

設計者

ユーザー 中川龍吾建築設計事務所 中川龍吾 の写真
オフライン
Last seen: 6日 15時間 前
登録日: 2012-07-24 10:09