窓と風の家
●設計事例の所在地:
東京都品川区
●面積(坪):
約40坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
品川区の下町に建つ二世帯住宅です。都心でありながら、木の風合いと吹抜ける心地よい風を感じる。明るく、広がりを感じるシンプルな住宅です。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
密集して建物が建つ都心に、気持ちよく暮らすようにするには、どのようにしたらよいか。そして、二世帯住宅になることに関して、最初にお話しをお伺いしました。
依頼者があなたに依頼した決め手:
シンプルなデザインと、木の質感を十分に感じられ、明るい暮らしをイメージできたのが要因であるとお伺いしております。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
住宅密集地でありながら、窓を沢山設けた住宅をデザインしました。窓は風景を得るためだけにあるのではありません。風や明かりを得るために窓は存在します。各部屋には二方向以上に窓が有るようにし、どこにいても、明るく、心地よい風を取り入れることが出来ます。防火地域指定のある場所であるため、外観は無機質でシンプルな物になっていますが、室内は木の質感を十分に感じる、居心地の良い空間になっています。東京下町に住まうことの楽しさを再発見出来るシンプルでありながら温かいな住宅をイメージしました。
2018年 新建築「住宅特集」11月号 掲載
依頼者の声:
「プレゼンテーション時にイメージした通りの、木の質感に包まれた、明るく楽しい家族7人の暮らしが出来ております。ありがとうございました。」とのコメントをいただきました。
その他の画像:
防火指定地域であるため、外装はシンプルになっています。
2階リビング・ダイニング。外観とは対照的に木の質感溢れる室内になっています。
ほどよくキッチンとのつながりを持つリビング・ダイニング。
どこにいても、明るく、風が吹き抜ける空間。
階段を通して、立体的な風の流れも生まれます。
3階寝室一番眺めが良く、明るい空間。
全てをシンプルにデザインします。
1階の親世帯LDKも明るい空間になっています。