A邸

●設計事例の所在地:

名古屋市

●面積（坪）:

25坪

●建物の種類（大分類）:

住宅関連

●メインの画像:

●メイン画像の説明文:

前面道路より正面玄関を望む

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:

老夫婦の終の住処を木を意識して欲しいとのご要望でした。
落ち着いていて、近くにある公園ともなじむ外観をご希望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手:

「木の家にゆったり住みたい」とのご希望で、聞き取りとプランに時間をかけました。お施主様に寄り添って、ご要望をベストな形で提案できたのが決め手ではないでしょうか。

●建物の紹介文（依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など）:

今回は在来工法で、土壁、瓦桟葺の平屋です。
老夫婦お二人のお住まいですが、御主人様の個人スペースを取ったり、玄関は広く縁側のような作りとなりました。
和室はあえて1段上げて客間使いですが、普段は開け放ち、イス替りに腰掛けられるようになっています。また、和室の床下は全て物入として引き出しを設けました。
設備類以外は全て自然素材を使用しております。

依頼者の声:

「冬暖かく、夏涼しくてほとんどエアコンを使わない」
「孫がお友達を連れて、よく遊びに来るようになった」
表しの無垢の梁や漆喰塗の壁が家の中を浄化してくれているようです。
広く取った玄関框に腰掛けてご近所の方と談笑したり、趣味の庭いじりに興じたりと、ここだけ時間がゆっくり過ぎていくような優しい空間になりました。

その他の画像: