久能の家

●設計事例の所在地: 
静岡市
●面積(坪): 
46(坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

南側 外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

息子夫婦の同居に伴い築30数年の平屋と離れの2棟をリノベーションの計画です。
基本的には同居のため、離れには個室と最低限の炊事・トイレ等の機能を持たせ、母屋に充実した生活のための機能を持たせています。
どちらも現在の耐震基準に合わせて耐震補強されました。
柱や梁も残せるものはなるべく残し、意匠と構造のバランスを図っています。また温熱環境も断熱等級3クラスに設定し、長い庇や大きな開口部は光や風を取り入れるパッシブデザインとして、省エネルギー的にも十分満足できるものとなっています。
この家は親世帯と子世帯の生活時間が全く違うため、キッチンやダイニングは一つですが問題が少なく、各家族それぞれの生活リズムが可能となっています。
個室スペースは親世帯が1階と離れ、子世帯はロフト階の屋根裏スペースを有効に利用しています。
リビングは本家としての集まりに十分対応できる広さを備え、改装前の欄間等、昔の意匠をアクセントで使用しています。

その他の画像: 

リビング
二間続きの和室を広いリビングルームにしました。

リビング

スケルトンの階段

リビング吹き抜けに面した子供室

ロフト階の寝室

客間
元の床柱を床框として残しました

襖の飾り障子をリメイクしたトイレ入口

ステンレスワークトップを大工さんが組み立てた土台に載せたオリジナルキッチン

食洗器、IHは施主支給品を組込みました

設計者

ユーザー 原 空間工作所 一級建築士事務所 原 一美 の写真
オフライン
Last seen: 3ヶ月 3週 前
登録日: 2012-07-24 10:23