alrescha

●設計事例の所在地: 
東京都府中市
●面積(坪): 
22.2
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

賃貸住宅(貸家)外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

賃貸住宅の計画です。
貸家2棟と2戸が入る長屋1棟の計3棟を建築しました。法規制が厳しく低層の建物しか計画できないのですが、近隣は住宅地、後から計画した賃貸住宅が威張るように大きくてもバランスが悪いですし、賃貸住宅なので収支から予算も決まりがあるのですが、そこを逆手にとって考えコンパクトでローコストに抑えた形としました。

サイコロ状の箱型建物が何気なく置かれたようなこのエリアは、賃貸ですが積極的に緑化も行い、庭も配置し住む人はもちろん近隣の方々に親しみを持っていただけるような場所となっています。天井高も最低限に抑え、同時に吹き抜けをもうけながらメリハリをつけ、同時に明るさと風通しを確保し、小さいながらも広がりを感じれる間取りを構成しました。外内装はコストダウンと意匠を同時に検討し、外壁にはガルバリウム鋼板の素材をそのまま使う納まりを用い、内装2階床材がそのまま1階天井として現されるようにして、素材をありのままに用いながら形を構成しました。
​もちろんコストダウンの目的もあるのですが、3棟それぞれ違った間取りはどれも最小限の形を目指しています。

1棟ですと近隣からも浮いて見えてしまうこの様な住宅も、数棟重なることでリズム感のある愛らしいものとなったと思います。

その他の画像: 

設計者

ユーザー ポーラスターデザイン一級建築士事務所 長澤徹 の写真
オフライン
Last seen: 11ヶ月 1日 前
登録日: 2012-07-24 10:30