可動本棚の家
●設計事例の所在地:
東京都杉並区
●面積(坪):
33m2(10坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
約10坪の空間を可動家具や可動間仕切りを用いて、間取りがワンルームから2LDKに変更できる家です。コアガリ(床下収納付)や可変家具も設置されており、空間を最大限有効に利用しています。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
既存の1LDKの空間から、リビングも既存より大きくして、収納量も増やして、個室も2つに増やしたい。という要望でした。
依頼者があなたに依頼した決め手:
かなり厳しい要望でしたが、床下収納などで空間を3次元軸(立体利用)で有効利用したり、可動家具や間仕切りにて4次元軸(時間軸で変化する間取り)にて要望を満たすことができました。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
物理的には厳しい設計要件を2次元平面での設計に囚われず、限られた空間の立体利用や時間軸利用を、工夫したことが良かったと思います。間取りが変更できる家は、夏はワンルームで通風を確保し、冬は2LDKにして暖房効率をあげることもできます。
依頼者の声:
「模型や図面、CGなどの説明では変化する間取りは不安もあったが、実際にできた空間はとても良く、狭い空間を最大限に有効利用されているのがとても気に入っています。」との感想を頂きました。
その他の画像:
ワンルーム状態。
1LDK、間仕切り壁引出し、書斎作成。
2LDK、可動本棚引出し、寝室作成。
潜戸から寝室内部へ。
可動本棚を壁に収納。1LDKへ。
書斎内部。
コアガリからの眺め。
可変家具、ソファー状態。
可変家具、ハイカウンター状態。
可変家具、デスク状態。