こどもたちのいえ
●設計事例の所在地:
茨城県
●面積(坪):
30
●建物の種類(大分類):
医療・福祉施設
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
こどもたちの家(茨城県)
まるでおもちゃ箱のように。
友達と一日中遊んでいられる場所、色や形は心理学に基づき部屋に特徴をもたせています。大きな屋根の下で、こどもたちの興味と感性の育成に役立つ空間をつくりました。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
100㎡ほどの保育園なので、こどもたちのスペースと職員スペースをどう分けていくか、年齢の違うこどもたち同士の区分けなど、空間の使い方が課題でした。
依頼者があなたに依頼した決め手:
面談でお話をさせていただき、依頼を決めていただいたそうです。
「依頼主の話をよく聞いて、園の方針やこどもの環境そのものを重視して、適切なプラン、アドバイスをしてくれたから。北欧の教育やデザインにも興味があったから。」
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
100㎡の保育スペースは、2階建てと平屋の間のような空間とし、天井はボールト天井でつながっています。1階はターコイズブルーの小さなお昼寝スペース、2階はハシゴで上がれる屋根裏部屋のような図書スペースとなっています。2階の床にはカラーガラスブロックを埋め込み、ドロップスのようなカラフルな色が1階に美しい光を届けます。みんなで遊ぶリビングはウッドデッキで庭とつながり、深い軒下空間があります。こどもの感性で居場所を選べるように、過剰に限定的な作り込みは控えました。
その他の画像: