カフェ兼用 2世帯住宅

●設計事例の所在地: 
埼玉県
●面積(坪): 
45坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

お母様と娘さんご夫婦のための2世帯住宅です。

1階にはカフェ開店の予定もある、と伺って一部カフェとしても使用できる広いリビングに
しています。

お建て替えのため、思い出のある柿の木やお父様が作られた小屋やお庭がお母様の
お部屋から見えるように配置しました。

洗面台、キッチン、すべて大工造作によるオリジナルです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「母と私たち夫婦が程よい距離感で暮らせること。」
「母のために前の家の思い出をできるだけ残したい。」
「将来、カフェができるようにしたい。」
「好きなカフェの雰囲気を共有したり、打ち合わせをじっくりしたい。」

ご希望の内装や外観など、お施主様のご希望をたくさん伺いました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

女性のお施主様でしたので、わたしが女性建築家なのが、とても話しやすかった、とのこと。

また、事例を見て、ご家族の趣味、嗜好が共有できる、と感じたから。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

構造には埼玉県産の杉の木を使用しています。
腕の良い工務店と、良材を扱う材木店とが協力して、無垢の木を生かした美しい内装になりました。
無垢の木と漆喰、ガラス、タイルなど、お施主様と細かい打ち合わせの後に、決定しています。

間取りプランを優先するのではなく、ご家族がどのような暮らし方をしたいのか、じっくり
伺うことで、配置が決まりました。
また、暖房のシステム、薪ストーブの設置など、ご高齢のお母様に配慮して設置しました。

気にいったキッチンや洗面台がないので、オリジナルで大工に造作で作成してもらいました。
価格はシステムキッチンと変わりありません。

依頼者の声: 

設計事務所を訪ねるのはとてもハードルが高く、迷いました。
でも、初めて電話で話したときの印象が感じがよく、安心して事務所を
訪ねることができました。

気になっているカフェや、小物、インテリアの写真をファイルにして持参
したところ、とても共感してもらえたので、この人に依頼したいと思いました。

私たち親子が好きなカフェが栃木県の益子にあったのですが、わざわざ見に
行ってくださって、雰囲気をつかんでもらえたことは何より嬉しかったことです。

2011年の地震が来た後、工務店もすぐに点検に来てくれたのでホッとしました。

10年以上経った今でも年賀状のやり取りを続けています。

その他の画像: 

設計者

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