小淵沢の断熱リノベーション

●設計事例の所在地: 
山梨県小淵沢
●面積(坪): 
30
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

山梨県小淵沢にある別荘のリノベーション事例です。建て主は女性の翻訳家の方でした。築30年の別荘は冬は寒く、年間通じて利用することが困難な状況でした。東京から時間をかけてでもまた行きたいと思えるような、快適で美しい空間にリノベーションしてほしいというご希望でした。耐震と断熱、インテリアの大幅な変更により、建て主にとっての別荘としての役割を継続できるように設計をしています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

冬がとても寒く、年間通じて別荘の利用が困難であること。非日常として愉しむために自分の好きなインテリア空間に整えたい。時間をかけてでもまた来たくなるようなそんな場所をつくってほしい。私にとって別荘とはそういう場所であってほしい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

好きなインテリアのイメージが近かったこと。自分の希望をよく聞いて提案をしてくれたこと。
漠然にこうしたい、ということでも可能な限り方法を考えてくれたこと。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建て主が持っている別荘のイメージ、それを忠実に再現することがこの計画の主題となりました。
都内から別荘まで約3時間、時間をかけてでも自分を取り戻すために訪れる別荘は、内装も含め、都内のマンションのような単に機能的なものではなく、来客や非日常の時間を想定したストーリーをもった場所であることが求められました。キッチンやバルスーム、トイレに至るまで、メーカーの既製品はほとんど用いず、それとは別の世界観を持たせるためにオリジナルですべて造作を加えています。断熱はセルロースファイバーにて断熱補強を行い、床暖房を併設することで、冬あたたかい別荘として生まれ変わりました。

その他の画像: 

設計者

ユーザー 坪井当貴建築設計事務所/ Tsuboi+Architects Office 坪井当貴 の写真
オフライン
Last seen: 5ヶ月 2日 前
登録日: 2012-07-24 10:27