Sクリニック
外観ファサード シンプルな和モダン建築
外壁:外壁用水性フッ素樹脂塗料塗り(埃が積もらない、汚れたら上塗りできる)
木製ルーバー:ウェスタンレッドシダー・シッケンズ3回塗り
エントランス廻り:ライムストーン張り・撥水材塗布
『ライフサイクルコストを鑑みた上でのシンプルで機能的なクリニックを希望する。』
『竣工引渡しまででなく、建築物が解体されるまで一生を通してメンテナンスを含めた対応が設計監理だとの思い。』
『シンプルかつ独創的デザインセンスがあること。』
『設計者として多くの設計監理実績があり、ローコスト建築に手馴れていること。』
§ さくらクリニック 設計コンセプト § 地域医療に根差す心身共の癒しに溢れる診療所
『地域の中で体だけでなく心も癒される様な存在となれるクリニック』
『病気で元気のない人々に生きる力を与えたい。』
■患者とのコミュニケーションを第一に。
より多くの患者さんと、より長くコミュニケーションがとれるようにとの思いから医師・看護婦・患者の移動動線を短縮化する ゾーニングを採用しました。
また、院内の患者さんに目配り・心遣いが容易なプランに心掛けました。
■和モダンな地域景観に馴染む外観
木製ルーバーのメンテナンスも考慮した上で、シンプルで和モダンな外観として、地域景観に馴染む計画をしました。
■患者ををもてなす空間
シークエンスに変化を持たせて、五感に響く空間造形を創造しました。
陽光に導かれて、非日常的なホスピタリティが提供できるように設えました。
※メンテナンスフリーな建物を目指して無機質で冷たい空間を造るのではなく、
シットリとした上品で温かみのある自然素材を吟味して設え、メンテナンスし易い工夫(納まり・コスト等)を設計で施した。
※患者さんのホスピタリティ第一であるクリニックという特質とコストを検討して、
放射熱式床暖房とカセット式エアコンを併用設置した。
『より理想に近い建築物を竣工引き渡して頂いたので、今後この建築物を活かす様に運用・使用していきたい。』
東南外観ファサード
外壁:鉄筋コンクリート造打ち放し 外壁用水性フッ素樹脂塗装塗り
一部、ライムストーン張り 撥水剤塗布
ルーバー:木製(ウエスタンレッドシダー) シッケンズ3回塗り
エントランス廻りの視認性を高める施主要望でライムストーン張り(←セメント系人造石←レンガタイル)としました。
東北側外観ファサード
外壁:鉄筋コンクリート造打ち放し フッ素樹脂塗装塗り
一部、ライムストーン張り
ルーバー:木製(ウエスタンレッドシダー) シッケンズ3回塗り
外観ファサード夜景
外壁:鉄筋コンクリート造打ち放し フッ素樹脂塗装塗り
一部、ライムストーン張り
ルーバー:木製(ウエスタンレッドシダー) シッケンズ3回塗り
待合 明るく落着ける空間としました。
床:複層ビニル床タイル(旧称 ホモジニアスビニル床タイル) 厚3.0 3種類ランダム張り
壁:塩化ビニル樹脂系壁紙張り
天井:塩化ビニル樹脂系壁紙張り
隠蔽式空調機器(アネモ吹き出し)&電気式床暖房
待合(奥部分はエントランスホール&風除室)
床:複層ビニル床タイル(旧称 ホモジニアスビニル床タイル) 厚3.0 3種類ランダム張り
壁:塩化ビニル樹脂系壁紙張り
天井:塩化ビニル樹脂系壁紙張り
隠蔽式空調機器(アネモ吹き出し)&電気式床暖房
点滴室 明るくナチュラルな空間に設えました。
床:発泡複層ビニル床シート張り
壁:粘着剤付不燃化粧フィルム張り・塩化ビニル樹脂系壁紙張り
天井:塩化ビニル樹脂系壁紙張り
診察室
床:複層ビニル床タイル(旧称 ホモジニアスビニル床タイル) 厚3.0 張り
壁:塩化ビニル樹脂系壁紙張り
天井:化粧せっこう吸音ボード張り
処置室(奥は検尿室) 待合とオープンな繋がりとし、開放的な空間になりました。
床:複層ビニル床タイル(旧称 ホモジニアスビニル床タイル) 厚3.0 張り
壁:塩化ビニル樹脂系壁紙張り
天井:化粧せっこう吸音ボード張り
内視鏡室 患者がリラックスできる機能的な空間を設えました。
床:複層ビニル床シート 厚2.0 張り
壁:塩化ビニル樹脂系壁紙張り
天井:塩化ビニル樹脂系壁紙張り
トイレ 安価な材料を使用してラグジャリーな空間を創造しました。
床:複層ビニル床タイル(旧称 ホモジニアスビニル床タイル) 厚3.0 張り
壁:下部・複層ビニル床タイル(旧称 ホモジニアスビニル床タイル) 厚3.0 張り
上部・塩化ビニル樹脂系壁紙張り
天井:塩化ビニル樹脂系壁紙張り