kameplan architects
東西に長く、南側に大きく開かれたゆったりとした平屋。
平面形状が「くの字」をしていることから、「くの字の平屋」と名付けました。
平屋ならではのおおらかな造りで、プライベートゾーンと来客時動線が交錯しないように配慮。家族構成が変わっても、軽度のリノベーションだけで対応できるプランとしています。
断熱性能もUA値0.4W/m2K・一次エネルギー消費量41GJ(戸・年)と、
H25年基準の半分以下を達成。
太陽光発電を載せるだけでZEHを達成できる基礎性能を持たせました。
■2017年 日本エコハウス大賞 協賛賞 受賞
お子さんが生まれたばかりで、とにかく「子育てがしやすい家」にということが一番でした。
設計したお宅をご覧になっていて。
敷地が大きいこともあり、当初は2階建てを想定されていたようですが、
いっそのこと平屋でおおらかに暮らされては、とプランをご提案しました。
平屋は外皮面積が大きくなるので、断熱性能を意識的に上げていかないといけませんので、
温熱シミュレーションで年間の室温をお出しして、断熱性能を決定しました。
また、自然エネルギーにもご興味があったとのことでしたので、暖房、給湯に使える「OMソーラー」をご提案し、採用いたしました。
そのこともあり、太陽光発電を載せるだけでゼロエネルギー住宅になるほどの性能を持ちながら、
それを感じさせないおおらかな住まいになったと思います。
玄関を入ったところ。
右手が廊下で、左手が家族が使う内玄関です。
リビングダイニングに接した「小下がり」
2段ほど床を下げることで、ちょっとした包まれ感が出てきます。
お子さんの遊び場に設えました。
リビングからつながったデッキ。
天気のいい日は外遊びがいいですね。
南の庭全景。
敷地の角に向けて開いているので、
面積以上に奥行き感がでています。
道路側からは、家の中の様子がわからないように。