都心の二世帯住宅

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
65.7坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

西ファサード

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

都心の利便性の良い好立地にありながら閑静な住宅地にあり、
南に開け奥行きのある広々とした敷地である。
ゆるやかな南への傾斜地を平に整備され、幅員約5mの生活道路が西に面している。
ご両親の時代から息子さん家族へそしてさらに孫の家族へと住み継がれてきたが、
今回は二世帯住宅として新しく木造2階屋が建つ事となった。

1階に親世帯の住居、2階を息子世帯の住居として完全独立型の二世帯住宅とした。
建主の85年もの間建ち続けてきた昔の建物への思いは強く、
新しい家にも何かその思い出となる物を残したいという強いご希望があった。
昔の丸太梁とステンドグラスを子供部屋と階段室に、
そして日本間の天井板と床板を仏間に再利用し、新しい空間の中に調和させた。
広く開けた南庭に面した大きな建具は全て木製とし、ピーラー無垢材を使用している。
内部の造作も同じ無垢材をふんだんに使用している。
北の露地は息子世帯の玄関に面し、黒御影の磨き仕上げの石を置いて玄関坪庭とした。

その他の画像: 

門扉

ファサード

北露地

玄関

リビングダイニングから庭を臨む

リビングダイニング

和室

玄関

階段室

2階リビング、階段室

設計者

ユーザー 松井建築研究所 松井俊一 の写真
オフライン
Last seen: 4ヶ月 2日 前
登録日: 2015-08-03 10:58