壬生医院
●設計事例の所在地:
奈良県大和郡山市
●面積(坪):
311
●建物の種類(大分類):
医療・福祉施設
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
ZEB(ゼロエネルギービルディング)の認証を受けた環境にやさしい透析センター併設医院
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
新規開設医院としての地域への安心感を与える施設のあり方。
透析治療のエネルギー削減。
依頼者があなたに依頼した決め手:
過去の透析センター併設医院の実績をみて
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
エネルギーを削減するため、透析センターはフィンのヴェールを纏っている。南側ファサードは太陽光に追従して開閉し、地域の新たなランドマークとなっている。
依頼者の声:
他の類似医院と比較してエネルギー使用率は1/3以下となっている。電気料金に換算すると年間800万円以上の削減効果である。お昼の12時と同時に大きく回転する建物ファサードは時報にもなっている。近隣の人からは安心できる新しい地域医療施設が出来たと喜ばれている。
その他の画像:
フィンのヴェールをまとうファサード。
2階の張り出しているヴェールの下が外来入口の車寄せとなる
南東方向から見た外観
真空管の太陽集熱器で温水をつくっている。集熱器は庇にもなる
外来待合と受付を見る。奥はキッズスペース。
メディカルコリドー。診察室と処置室、手術室が1直線につながる。
中待合と診察室
CTレンントゲン室
透析室。空調は気流が発生しない放射冷暖房。フィンが光を拡散反射するため、日中は電気を使わなくてもよい。
日射を遮り、光を拡散反射するフィンのヴェール
透析ラウンジ。ろ過の余剰水が滝となって透析の開始を報せる。