子育てママの、木のオフィス

●設計事例の所在地: 
神奈川県横浜市
●面積(坪): 
85㎡
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

木の箱(応接室)

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

オフィスを移転するにあたって、インテリアデザインの依頼をいただきました。移転先は、事務所ビルのワンフロア。

子育て世代の女性たちで運営している会社の為、子供を遊ばせながら仕事の出来るスペースにして欲しいとのことでした。来客スペースが欲しいがそこから執務スペースが見えないようにして欲しい。但し、来客スペースでどんな話をしているか執務スペースからは、感じられる様にしてほしい。また、現状使っている机・椅子・ソファーなどの家具はそのまま使いたい。家具にあったデザインの空間にして欲しいとのご要望がありました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

来客スペースとして木の箱をオフィス中央におき、木の箱を囲むコの字型に、執務スペースを配置する提案をさせて戴きました。コの字型の執務スペースの1辺に子供の遊び場を置き、デスクエリアとL字で繋がり、子供が遊んでいる姿を横目に、仕事が出来る配置になりました。

木の箱は、木のタテ格子の壁・木の壁・黒板の3種類の壁をつくり、来客スペースからは子供の遊び場・執務スペースはで見えません。一部、木のタテ格子の壁がある為、木の箱の中で何が話されているか、執務スペースからは感じ取ることは出来ます。子供スペース側は、黒板の壁とし、子供たちが自由に絵を書き、遊べる壁にしました。大人もミーティングで使うことが出来ます。

木の箱は天井まで壁とせず、上部をあけておく事で、部屋に抜け感が生まれ、せせこましい印象が無くなります。天井を工事しなくても良く、コストを抑えられる事を出来ました。
バリ製の家具のソファー・ローテーブルに合せ、床はナラのフローリング、木の箱はツガ材でつくり、タテ格子がアジアの雰囲気をつくり、バリ製家具にフィットした、デザインとなっています。

依頼者の声: 

インテリアに興味のあるお客様でしたので、模型をつくって検討していくプロセスも楽しんで戴きました。元々の、タイルカーペット敷きの、ごく普通・無味乾燥なオフィスにがっかりしていたお客様が、すっかり様変わりしたオフィスに、こんなに変わるんだと喜んで戴きました。

公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから
⇒  WEB https://www.ogino-a.com
⇒  Email ogino-t@ate-o.com

その他の画像: 

キッズ:プレイルーム

木の箱

応接室

模型

バリ家具

設計者

ユーザー 小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 小木野貴光 + 小木野仁美 の写真
オフライン
Last seen: 1年 2週 前
登録日: 2012-07-24 10:28