つぐみ Books&Coffee
のどかな場所に建つ、店舗併用住宅です。1階がブックカフェと物販の店舗、一部住居で、2階が住居です。ご近所の方や東側道路を通るサイクリングの方、本好きの方をメインに、玄米ランチセットと自家製スイーツを提供しています。
地域に根ざし、愛される店舗を作りたい。
数千冊所有の本を収蔵し、お客様に見ていただきたい。
自然素材でつくり、オーガニック食品の販売や庭等でワークショップを開きたい。
「出会いは両親が雑誌に掲載された家に目がとまりました。木の良さを活かした店舗、家作りをしてもらいたいと考えていましたが、両親も店舗運営に協力してもらう計画でしたが、両親も同じ考えであり、自然素材と木材を活かした家作りをしていた為お願いしました。」
敷地は畑が広がるのどかな場所である。西には、浅間山、妙義山を望む。
建主は、地域の物産の販売と本を読みながらのブック&カフェを計画した。
その思いを共有し形にした。
テラス、庭、その先の景色も含めて、このお店の敷地としてとらえて計画した。
限られた予算の中で、建主も楽しむ。家族、親戚、建築系大学院生、現場の人も
多くの人が一緒になって、店舗の壁、竹小舞、泥壁を塗り、仕上げ楽しみながら、コストダウン
につなげた。
珈琲豆を入れた、ここだけの土壁が存在感を示す。
栗、エンジュ、杉を構造材として使い、タモ、欅、松、楡を棚板、テーブル、カウンターなど、
造作材として、適材適所に使用しています。
冷暖房設備はラジエータ冷暖房を採用し、温度差のない建物としてます。
外には南牧村の椚(くぬぎ)石のテーブルと椅子、水鉢、樹木など建主の思いが広がり、
その先には遠くの山並みが広がり、客人の心を癒す。
「工事中は材木を見に行ったり、土壁を塗ったり、大変思い出深い家作りになりました。
完成した家は木の香りがして、柱、梁が見えていてとても気持ちよく暮らしています。
自分たちで塗った壁の味わい深くとても気にいっています。」
テラスデッキ・外にテーブルを置く
テラスデッキ・外にテーブルを置く
南外観
店舗内部
店舗内部・奥は書庫
店舗内部・右はカウンター席と厨房
店舗内部・正面は土壁で仕上げた壁
書庫より店舗を見る
店舗内部・奥は厨房