白幡の長屋~細長い敷地を生かした川沿いの家
●設計事例の所在地:
神奈川県藤沢市
●面積(坪):
92㎡(28坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
細長い敷地を中庭が活かした川沿いの家です。
天井が高く細長い開放的なリビングダイニング。奥は空中に浮いたような寝室。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
間口が狭く細長い形状の敷地で、理想の2世帯住宅が建てられるか心配されていました。
依頼者があなたに依頼した決め手:
設計した住まいの雰囲気を気に入っていただいた
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
敷地は境川に面した間口5m×奥行き20mの細長い形をしています。
この住宅は、正面から見ると1階建て、奥にいくほど高くなり、2階建てになる断面構成。中庭を挟んでお母様+夫婦とお嬢さんのゾーンを分けました。
中庭は木製デッキ。その中央にヒメシャラの木を植え、夜はライトアップできるように照明を設置しました。お母様のみ個室で、夫婦とお嬢さんの空間は、間仕切りのないワンルーム。
新築時は生まれたばかりだったお嬢さんのエリアは、将来的に個室にできるように設えています。壁や扉を可能な限り減らし、コストをおさえる工夫をしています。
また設計時、建て主は北欧家具などのスタイリッシュな家具をお持ちだったので、その家具が似合う空間にデザインしました。
細長い敷地の特性を活かし、ローコストにも取り組んだ2世帯住宅である。
その他の画像:
平屋に見えるスタイリッシュな玄関側の外観
表札の壁の後ろが自転車置き場
陽当たりの良い堺川側の外観
中庭の光と緑が美しいリビングダイニング
リビングダイニングを2階から見下ろす
寝室とワークスペース
玄関から中庭をみる
洗面器は理科の実験用の機器を使用