井原の家
●設計事例の所在地:
岡山県井原市
●面積(坪):
延床面積 約142㎡ 敷地面積 約421㎡
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
西側外観。アプローチ。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
転勤を多く経験された建主夫婦はともに地元のご出身で、親御さんが元気なうちに実家の近くに家を建てようと、50代になる前に家づくりに踏み切られました。
落ち着いた夫婦のための家として、二人でオープンに使うスペースをゆったりつくり、素材感を生かした質の高い空間をつくりました。
中庭を囲んで、和室、LDK、寝室をコの字型に配置。中庭も内部と一体化し、生活空間を外までに広げています。併せて、バリアフリーにも配慮しています。
居間の中央には中庭に向かい合うように大きな座卓を配置。近くに住む親御さんや離れて暮らす兄弟が度々訪れ、この家は夫婦それぞれの家族の中継地点となっているそうです。
当初RC造で二階建てを希望されました。敷地が広いことから暮らしやすく敷地を有効利用できる平屋と、予算の関係から木造をベースに提案したところ、とても気に入られました。
外観のRC壁は強い西風除けにもなり、地域の方々から感心されました。
依頼者の声:
「大変快適に暮らしている」とのお声を頂いています。
その他の画像:
玄関土間より南を見る。
玄関へのアプローチは敷地からのアプローチと直交している。
家族室全景。
写真左手が南。
大きな無垢材のテーブル。作りつけ家具。木質の空間。
家族室より南中庭を見る。
中庭を囲んでコの字型に部屋が配置されている。
視線を遮るためのファイバーグレーチング越しに見えるのは井原鉄道。
天井が浮かぶ和室。
風景を切り取り、見せたいところだけを見せる。