NEWGAEA CREDOR HAKATA
●設計事例の所在地:
福岡市博多区住吉
●面積(坪):
603坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
石材、タイル、ガラスのカーテンウォールを用いる事で隣接する神社の持つ和のイメージと都市的なイメージとを融合しました。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
本計画地は、都市の軸(住吉通りとキャナルシティをつなぐ道路)と歴史の軸(住吉神社の参道)とが交差する特殊な場所に位置します。
この場所に立つ建築には、成長を続ける福岡という「都市」と、古より続く住吉神社という「歴史」が調和した顔を持たせる事で、歴史的風格を保ちつつ、未来に向かう街づくりのイメージが構成されるものと考えます。
そこで、この両者の性質を併せ持たせる為の手法として、メインファサードはガラスのカーテンウォールで構成し、アイレベルの低層部は石を用いた重厚な外装を用います。
カーテンウォールは、都市的なイメージを持たせながらも、「空」や「周辺の環境」をガラスに映し出すことで、建築のボリュームを軽減させ、住吉神社を望む風景の中に建物を溶け込ませることができます。
低層部は石を基調とした外装に木彫建材を使用し、敷地内には樹木や石庭を配する事で住吉神社の持つ歴史的なイメージに馴染ませます。
この様にして本計画では「都市」と「歴史」との調和をはかり、そこから未来へ続く豊かな暮らしと文化のある街づくりをイメージさせるこをデザインのコンセプトとしました。
その他の画像:
屋上には太陽光発電パネルを設置し、各戸に電力を分配供給しています。また、蓄電設備を設け発電した電力を有効に使えるようにしています。