環状線と住宅街との間に立つオフィス
●設計事例の所在地:
東京都江戸川区
●面積(坪):
127m2(38坪)
●建物の種類(大分類):
その他
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
環状線と住宅街に挟まれる敷地に建つ住宅をオフィスへとコンバージョンするプロジェクトです。
車通りが多い点から会社のシンボル性をアピールしながら、裏側の住宅街への配慮が求められました。
既存建物が鉄骨のALC住宅でしたので、その形は変えられないながら内外壁を白く塗ることで、人の生活感を消すような作用を行い、連窓というオフィスでよく使用される窓を採用することで、三角の屋根を浮かしたようなボリュームとすることで、幾何学的な形態を作りシンボル性をつくりあげました。
住宅街側には、木の塀やポツ窓を点在させることで、住宅のような装いをもった外壁としてまちに馴染むように心がけています。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
もともとは鉄骨造のALC住宅でしたので、どうしても切り妻の屋根の形状から生まれる住宅ぽさであったり外壁のALCの目地であったりが目についてしまう。
そういったものを要素を分割させていきながら、屋根を浮かせる見せ方だったり、シャープな形態、揺れに追従する塗剤を選定することで生活感を取り払ったモダンな印象を与えるものとしています。
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