吉永の家
●設計事例の所在地:
岡山県備前市
●面積(坪):
25
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
リビングと公道の間に計画した小さな庭と、南面する交通量の多い道路の間に、閑谷学校の石塀(せきへい)をモティーフに、岩砕を載せた土塁を設けた。庭を囲った岩砕の凹凸は、エントランスとリビングからの見え方を何度も確認しながら決定された。施主の大好きな草花が四季折々に、エントランスからも鑑賞できるのが楽しみである。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
岡山県東部の特別史跡「閑谷学校」に近い、備前市吉永町にできた平屋の住宅である。お母さんと3人の成人した子供達の4人家族の住まいを、限られた予算で建てることが求められた。
室内は4室の小さな個室以外は玄関も含めてワンルームとした。各室の間仕切りは、厚さ12mmの合板1枚で造り、最小限のプライバシーを確保している。仲の良い家族の現在の生活スタイルを活かし、次男さんの車椅子の生活を考慮した計画である。
その他の画像:
エントランス
エントランスより前庭を見る
居間より玄関土間を見る
居間
個室
外観(夕景)