開放感あふれる、「現代の町屋」

●設計事例の所在地: 
静岡県静岡市駿河区
●面積(坪): 
35.47坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東側外観を観る。間口は約3間(約5.4m)で、奥行き15.3間(27.6m)の細長の敷地。
南側は隣地建物との距離が近い。前面駐車スペースには、4台駐車できる。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

間口5.4m,奥行き27.6mの細長い敷地。
以前の住まいは、南側の隣家とぴったり隣り合うことも手伝い、暗く風通しが悪い、閉鎖的な住宅でした。

今回、建て替えにあたり、建物の中央と一番奥に2つのライトコートを設置し、明るく風通しの良い、「開放感にあふれる、現代の町屋」を実現しました。

各部屋はライトコートに面し、特にLDKは2つのライトコートに囲まれ、朝から晩まで明るく、室内から空まで見える開放感のある空間になりました。

その他の画像: 

北側外観を観る。奥へと続く外壁だが、材質やデザインにアクセントを付けることで、オシャレな外観になった。

ポーチから玄関扉を観る。アールの壁手前の扉から土間収納兼駐輪場に入る事が出来る。ポーチ左側には物置もある。

玄関扉を開けると驚くほど明るいサロンと、開放感あふれるライトコートがお出迎えしてくれる。
サロンでは音楽が趣味のご主人がギター演奏や仲間とセッションを楽しむ場となる。

2階バルコニーからライトコートを観る。ライトコートがあることで窓を開けると風通しも良く、快適な住宅になった。

キッチンからDKを観る。奥に見えるのはライトコート。
造作家具とテーブルは固定せず、人が集う時には移動して大テーブルにすることもできるよう考えられている。

オーディオ等を収納する造作家具。奥に見えるのがデッキテラス。

キッチンからダイニング、デッキテラスを観る。
奥様はデッキテラスの植物鑑賞や家族の気配を感じながら、キッチンに立つことができる。

ダイニングとデッキテラスを観る。壁に鏡と埋め込みの収納がさりげなく設置させている。

上部吹き抜けを観る。
横長の窓は北側(駐車場側)に面しているが、プライバシーと防犯を配慮した設計になっている。

土間収納兼駐輪場を観る。2.3帖ではあるが天井まで収納棚が設置してある。水栓を利用できるようSKも設置した。

設計者

ユーザー 有限会社滝下秀之建築アトリエ 滝下秀之 の写真
オフライン
Last seen: 9ヶ月 5日 前
登録日: 2012-07-24 10:28