「空と緑とつながるテラスのある家」二世帯

●設計事例の所在地: 
茨城県日立市
●面積(坪): 
64.63
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

お酒をゆっくり楽しむテラスが欲しいとのご要望から生まれたリビングからつながるテラスはもう一つのリビングとなり暮らしの中に溶け込んでいます。見晴らしの良い緑が見える高台を最大限にいかした計画です。朝食を食べたり、子供と一緒に過ごしたり、ひとりゆっくり考え事をしたり、夜にお酒を楽しんだり、ご家族のお気にりの場所となりました。外観のアクセントにもなっています。来る人は「別荘みたい・・・」と皆同じひと言が出てくるそうです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

二世帯住宅のため、プライバシーを守りつつ、お互いの気配をきちんと感じられる計画にしたいとのご要望がありました。また、高台、傾斜地にある敷地を活かした計画を望まれていました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

親世帯と子世帯のほどよい関わりが無理なくできる、心地よくできる考えられた計画を気に入って頂きました。
またデザインの面でも表に出ていない要望を見つけ出したデザインも評価して頂きました。
また「打合せが楽しい」とも言っていただき、家づくりの楽しんでいただけました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

親世帯と子世帯が心地よく暮らせる家づくりの提案をいたしました。
親世帯の寝室の配置、夜遅くなることもある子世帯の帰宅後の動線、年齢を重ねてきた親世帯が過ごしやすい動線などを分り易く説明いたしました。
傾斜地を活かした「空と緑とつながるテラス」はご要望の敷地を活かす、夜ご夫婦でお酒を楽しむの二つの要望をデザイン面も含めて提案いたしました。

依頼者の声: 

依頼して頂いたご夫婦の奥様より計画している時、現場での打合せの時、出来上がってから「飯田さんと主人が楽しそうに様子がいいんですよね」と言っていただき、知らない間に撮られていた楽しそうな後ろ姿の写真も送って頂きました。
楽しんで家づくりをして頂き、家も喜んで頂けたのだと心より嬉しかったお話でした。

その他の画像: 

子世帯のリビング リビングとダイニングは少し段差を設け、室内にリズムを持たせています。空と緑がつながる景色はテラスはもちろん室内からも望めます。

リビング側からみたテラスとキッチン

景色をみながら料理ができる造作キッチン ダイニングテーブル、キッチン、照明のバランスも考えられています。

子世帯のお子様のお部屋 お子様が小さなうちは一つのお部屋で。子どもたちが楽しさそうにいったり来たりはしゃぐ様子が目に浮かびます。将来2つに分けられるようになっています。

子世帯ご夫婦の寝室は落ち着いたグリーンの壁に。

玄関から親世帯リビングへ続く広さをとったアプローチ
リビングの手前で2階に上がれるような動線となり、生活時間の違う二世帯がストレスなく暮らせるような計画となっています。

玄関から入ってすぐ、親世帯のパントリー→キッチンへと動線がつながります。食料品など買い物をした後、少し重いものも楽に片づけられるように考えられています。

親世帯のキッチンとリビングダイニング
デザインをした障子は和の中でもモダンを感じさせてくれ、奥にある畳スペースと空間を分けることができます。1階も配置を工夫し気持ちの良い日差しがはいる空間となりました。

玄関と1階の親世帯のリビングの扉は半透明となっており、お互いの気配を程よく感じることができる、「ここちよく繋がる」を考えた計画です。引戸の採用も親世帯が暮らしやすいを実現しています。

アウトドアリビングが外観のアクセントになっています。

設計者

ユーザー 株式会社ヤモリ(飯田貴之建築設計事務所) 飯田貴之 の写真
オフライン
Last seen: 9ヶ月 1週 前
登録日: 2012-07-24 10:30