OMD
●設計事例の所在地:
東京都
●面積(坪):
96
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
閑静な住宅地に建つ二世帯住宅です。
敷地の高低差を活かして低層部を車庫および地階とし、風致地区や緑化義務などの条件を満たしつつ、敷地内で建築可能な最大限の容積を確保しています。
世帯ごとに明快に振分けられた上層ボリュームは、複雑に絡み合う構成となっており、シンプルな外見とは相反して、多様な大きさと高さの空間を内包しています。
表庭・奥庭・内庭・空庭を立体的に配置し、内外部に回遊動線を巡らせることにより、世帯ごとのプライバシーを確保しつつ、住まい手がさまざまな居場所を発見していく手掛かりになればと考えました。
外壁は杉小幅板のコンクリート打放しです。
優れた施工技術と独自のディテールにより経年後も美しい状態を保っています。
計画にあたっては、建築設計監理だけでなく、二世帯での建替計画にあたっての所有形態や資金分担の計画など、さまざまな点からサポートさせていただきました。
また、設計の過程で片方の世帯が海外転勤されるという困難もありましたが、オンラインでのやり取り等を活用して、円滑に計画を進めさせていただきました。
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