認定こども園ひだまり
●設計事例の所在地:
埼玉県桶川市
●面積(坪):
100
●建物の種類(大分類):
医療・福祉施設
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
行政の補助金を利用した 認定こども園の保育園舎増築です。
1、2歳児と3歳児の2クラスの保育室、そして同敷地内の幼稚園生含めた約150食提供の給食室を有する施設です。
鉄骨造平屋建てです。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
利用者や近隣の方の印象に残り愛着を持ってもらえる園舎を目指しました。保育スペース、共用スペース、事務・給食室スペースそれぞれに切妻屋根をかけ横並びに接続したデザインとしています。
2つのクラスの保育スペースは一室内の住み分けとし、クラス間は家具やベビーゲートで区画することにしています。クラス間に閉じた壁をつくらないことで、保育士同士のコミュニケーションがとりやすく、保育士間の負担を均等にすることにつながり、幼児にとってはより細かいケアを受けやすくなります。
幼児トイレはあえて保育室中央に配置しました。
幼児期における不意な排泄や嘔吐に対し保育士が対応し易く、幼児期の子供たちのトイレトレーニングもスムーズにできる利点があります。
トイレと保育室が1室内にあるので、臭気がまわらないよう換気設備の配慮をしています。
トイレの囲いは、出入り口をすぼめ、手洗いを必ず使用するように配置して衛生に配慮しています。また囲いの高さは、保育士の女性を想定し、囲いの向こう側とコミュニケーションができる、囲いに近づくと中を覗き込める、少し離れるとトイレを感じさせない高さを検証しながら決定しました。
その他の画像:
明るいエントランスホール
保育室は大部屋で、真ん中に低い囲いでトイレを配置する計画
エントランスホールに面した事務室
150食供給の厨房