間の家-awai-

●設計事例の所在地: 
岐阜県多治見市
●面積(坪): 
20
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建て込んだ建物との隙間、道路の形状によって生まれた扇形の敷地に建つ。
扇形の敷地形状に抗うこと無くまちに対して開いた印象を与える木壁と住宅ボリュームを構成した。
まちに対して外壁沿いや中庭の緑、木壁により優しい印象を与えている。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

コンパクトな敷地の中にまちを程よく感じ、住宅内部から自然を味わうことのできる場を求められました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「自然や環境とともにある建築を美しくデザインでききそうだと感じたため。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

小さな変形敷地に建つコンパクトな20坪の住宅。
建て込んだ建物との隙間、道路の形状によって生まれた扇形の敷地に建つ。
まちを程よく感じ、自然を味わうことのできる場を求められた。
扇形の敷地形状に抗うこと無くまちに対して開いた印象を与える木壁と住宅ボリュームを構成した。
まちに対して外壁沿いや中庭の緑、木壁により優しい印象を与えている。
木壁伝いに抜けがあることで圧迫感も軽減できた。
内部においてもまちの雰囲気を中庭やメリハリの効いた開口部の構成によってよりつながっている印象を与える。
素材に関して、時とともに深みの増していく素材を使用した(杉板等)
施主も現場での自然塗装に参加し、住宅に対する愛着、メンテナンスも行える
スキルを身につけていただいた。
また、温熱環境、卓越風、室内温度分布等シミュレーションを検討し、パッシブデザインや断熱等を考慮することでエネルギーをかけず心地よく過ごすことのできる工夫を行なっている。
Photo:Tololo studio

依頼者の声: 

「中庭に植えた樹木の揺らぎを室内から感じることができ癒されます。」
「温熱環境も素晴らしく、エネルギーを消費することなく居心地の良い環境となっています。」
「陰影の美しい建築」

その他の画像: 

西側ファサードを見る。
西日が厳しい方角のため開口部は絞っている。

まちに開いた木壁。
優しい風景を投げかける。

木壁沿いにまちを見る。
リビングのボリュームを受け止めている。

玄関と中庭を見る。

リビング、中庭方向を見る。
コンパクトな平面だが高さや開口部のあり方で狭さを感じさせない。

窓越しに中庭、リビングを見る。
変形くの字平面であるため広がりを感じる。

リビングからキッチン、中庭越しにワークスペースを見る。

設計者

ユーザー 永冶建築研究所 永冶祐太 の写真
オフライン
Last seen: 8ヶ月 1週 前
登録日: 2019-04-19 11:15