鎌倉山の家~茶室のある詫び寂びの家
●設計事例の所在地:
神奈川県鎌倉市
●面積(坪):
96㎡
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
美しい竹林に囲まれた終の棲家
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
都会の喧騒から逃れるため、鎌倉に土地を探されていました。
土地探しの段階でお声をかけていただき、お手伝いさせていただきました。
依頼者があなたに依頼した決め手:
鎌倉に詳しく、事務所の和のテイストを好まれて依頼されました。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
鎌倉山の裾野に広がる竹林に面した緑豊かな敷地。
建て主はお茶と着物が趣味のご夫妻。
鎌倉らしい竹林を愛でながら余生を過ごす終の棲家としてこの場所を選ばれました。外壁はメンテナンスフリーの土壁とし、緑に溶け込む外観としています。
建物は生活全般を1階で完結させ、2階には茶室や書斎、客間をコンパクトに収め、全体を大屋根で覆う構成としました。
高齢になった時の配慮として、どこにいても家人の気配が感じられるプランとなっています。
茶室は竹林が見える配置とし、月を見ながらお酒を嗜む月見台を設けています。
主要な窓すべてに網戸を兼ねた障子を設け、和を感じられるインテリアとしています。
鎌倉という歴史のある町で詫び寂びを感じながら過ごす終の棲家です。
依頼者の声:
「望み通りの自然の中で生活できる快適な住まいになりました。趣味の茶室や着物を楽しめて満足です。」
その他の画像:
緑豊かな南の庭
錆の表札と木製の玄関ドア
天井の高いリビング
大きな木製建具のあるリビング
2階からリビングを見る
やさしい光が満ちた書斎
躙り口のような窓のある茶室
お茶の風景
お茶の風景
モザイクタイルの浴室