コーナーの集合住宅
●設計事例の所在地:
東京都世田谷区
●面積(坪):
敷地面積:310.59㎡(94.0坪)、延床面積 :947.86㎡(286.7坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
住宅街と商業地のエッジで比較的交通量の多い通りの曲がり角に建つ賃貸集合住宅です。
場所にふさわしい建ち方として、道路からの距離を取った単純な形態と均等に配置された開口による生活感の少ない落ち着いたファサードとしています。また、3面を道路に囲まれた環境から外側に居室を配置しつつも、適度なサイズの開口と植栽によって、ほどよいプライバシー感をつくり出しています。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
オーナー住戸併用の賃貸住宅として、グレードの高さと収支のバランスがとれた計画を望んでおりました。
依頼者があなたに依頼した決め手:
経験があり信頼のできる設計者、魅力的な提案のできるデザイナーとして選んでいただきました。ご納得していただけるように時間をかけて計画、設計をまとめています。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
テクスチャー感のある再生木材を使った仕上げ、周辺環境に対応する方角によるファサード色の変化、四季折々に花が咲く植栽計画、道路から直接アプローチできる路面の住戸など、建物が建つことで街の良さを引き立てることを目指した建築です。
依頼者の声:
エリアの中では高めの賃料設定でしたが、ニーズが高いグレード感のある1LDKであったため、募集と同時にほとんどの住戸が決まりました。入居者からは建物のグレード感や回遊性のある動線、道路から直接入れる構成などを評価するお話を聞いています。
その他の画像:
北側ファサードの中央にメインエントランスがあります
裏側まで視線が抜けるガラス張りのエレベーターシャフト
コンパクトな共用階段
空間を仕切る天井まである引戸
シンプルな居室空間
部屋の仕切りとなる可動収納
変化のある床仕上げ
開放的な上階の住戸
外壁沿いに回遊性のある構成
住宅街側に広がる風景