武蔵小山アパートメント
●設計事例の所在地:
東京都品川区
●面積(坪):
180坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
正面外観
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
すでに古くから住まわれていた借地に集合住宅を建てることを希望された。通常の賃貸住宅から差別化し、デザイン性の高い賃貸と、住みやすさを両立した集合住宅を設計してほしいという依頼があった。自分は、最大ボリュームを建てつつも、自然の光と風が縦横に入ってくる立体的な住まいをデザインし、人気の集合住宅になっている。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
この建物は都内にある1LDK(40㎡程度)16戸の賃貸集合住宅である。2面道路に面した奥行きのある敷地の中で、すべての家に通風や採光を十分に取ること、適度に開かれた共用部のあり方について考えた。 集まって住むということは、セキュリティーを確保された住民のための共用部を作ることを可能にする。住居に囲まれた中庭は、住民のためのセミパブリックなアプローチ空間となっている。相互に挨拶を交わしあう気軽な空気を作るために、随所に植物を植えた立体庭園のような外部空間とし、各住居からもちらほらと様子が見えることで、開かれた公共部として視線の交錯する空間となっている。
その他の画像:
正面夕景。各住居が立体的に重なる風景がユニークな外観をつくっている。
共用部の中庭見上げ
内部空間 メゾネット型住居のLDK
メゾネット型住居F のLDK 上階には寝室がある。
メゾネット型住居HのLDK 上部に寝室。
地下にリビングのある住居 半地下でも多方向からの窓が明るい。