下落合の家
●設計事例の所在地:
東京都新宿区
●面積(坪):
52坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
ゆるやかに囲われつつ日当たりのよい中庭は、風通しを意図して完全に囲いこむのではなく、南西側に一部開いた中庭型の住宅です。旗ざお敷地で、4周隣地に囲まれた敷地ですが、中庭には十分な日当たりを確保し、庭に面して開放的に開く建具と、庭を介して部屋が対面する空間構成を考えました。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
中庭型ゼロエネルギー住宅
中庭には十分な日当たりを確保するような屋根の形をデザインし、屋根に太陽光パネルを設置することで、一年を通してエネルギー消費量がゼロになる創エネ住宅を実現しました。冬は1階の土間床に太陽光によるパッシブな蓄熱効果が期待できます。同時にヒートポンプ式蓄熱型床暖房を配置し、夜間電力で土間コンクリートに蓄熱された熱は一日を通して放出され、家全体の主暖房になっています 1階には、中心にダイニングとキッチンを配置し、キッチンから家中の家族の気配を感じることができます。 東側には、家族みんなが勉強やパソコンをするフリースペースをダイニングより40cmあげて配置しています。 洗面所・浴室は中庭に面して南側に配置し、朝日や夕日を感じながら緑が見える明るい空間で入浴ができます。
主寝室は一番奥のスペースに落ちつた雰囲気で配置し、ウォークインクローゼットと書斎をセットにしました。敷地の随所に、視線が抜ける小さな庭を配し、中庭だけでなく多方向へ視線が抜け、風が通り抜ける空間をデザインしました。
その他の画像:
中庭からリビングを見る
中庭を囲むダイニングとリビング
家族の書斎
浴室からも庭が見える