鴨川の舎
●設計事例の所在地:
千葉県鴨川
●面積(坪):
43坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
傾斜地に計画された週末住宅
地下を駐車場、階段(RC)、1階をRCに乗っけたフラットな住空間となっている。
内外装とも全て秋田杉仕様。大きな天窓から眩しいほどの光が降り注いでいる。
地下と言っても車の駐車レベル。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
「とにかく、傾斜地に立てられるか、下の公道から敷地内道路をどのようなルートで
建設レベルまで持ち上げられるか」
依頼者があなたに依頼した決め手:
かっての教え子の父兄より依頼されたケース。
現地を確認した時にはこの場所に本当に建てられるのかと思われた。
現地確認後に役所を訪問相談の結果法的には可能だとわかる。
詳細を報告。「それでは信頼してお願いします。」との事。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
まず地盤調査、杭の設定。裏山よりの水圧に抵抗させる躯体を兼ねたRC構造、排水計画
躯体の外防水等水に対する徹底対応。光と風、遠くに見える海からの風も配慮。
依頼者の声:
「できないと思っていたことができた」「遠くに海が見え最高の眺め、良き建物位置であった。
ここに来るのが楽しみ」
その他の画像:
坂道を上がるとデッキを支える木造列柱が見える。
RC本体の周囲を囲みRCと木造、傾斜地の一体感が感じられる。
広いLDKから遠くまでの眺めが素晴らしい。
建物内へのアプローチは駐車場レベルから階段で1階へ、この位置は将来のエレベーター
設置のスペースでもある。
建物を迂回し1階にも玄関スペースが確保されている。
日頃の生活環境から脱出、あえて秋田杉の構造をむき出しにし荒々しさを表現。
大きめな天窓から燦燦と光が降り注ぐ。光、風を考慮。南側、東側(海方向)は大開口。
和室天窓、東側の開口、西側の開口海風の流れを確保、涼しささえ感じられる。
いずれのスペースも風の流れは配慮。