古くからの住宅地の一画で敷地面積は32坪。建築面積10坪の総二階建てに、前庭のある町屋風のつくりとして、3台分の駐車スペースも確保している。
狭さを感じないよう、水平(横)方向と断面(縦)方向の視線の抜けを意識した計画としている。事務所兼用住宅であるため、LDKは打合せスペースを兼ねる。子育て世代や高齢者の終の棲家として、小さな家の一例が示せたと思っている。