龍田の家

●設計事例の所在地: 
奈良県生駒郡斑鳩町
●面積(坪): 
197.57㎡(59.76坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

前面道路(南側)からの外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 法隆寺が近くに位置するロケーションで、大阪方面からの来訪者の玄関口ともいえる場所である。屋根は切妻和瓦葺きで外壁は左官仕上げとし、建物群で視界不良となった北側に位置する松尾山を思わせるような大らかなプロポーションの構えとし、古来の街道をイメージさせる設計とした。
 内部1階は通常の台所・広間に間崩れさせた四間取りを、組み合わせることでフレキシブルな使い勝手を可能とし、2階は寝室すべてに引込み建具で仕切った前室を設け、交通量の多い前面道路に配慮すると共に融通の利く間取りとした。
 現在、長期住宅化の方法として物理的性能を高めることが主流ではあるが、暮らしの変化に追随する“可変的性能”を持たせることで建築の長寿命化を図りたいと考えた。

その他の画像: 

設計者

ユーザー 松村泰徳建築設計事務所 松村 泰徳 の写真
オフライン
Last seen: 19時間 40分 前
登録日: 2020-06-03 16:40