傾斜地に建つ小さな平屋
●設計事例の所在地:
東京都品川区
●面積(坪):
敷地面積90.96㎡(27.5坪)、延床面積44.89㎡(13.5坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:

●メイン画像の説明文:
LDKと寝室がひとつだけの小さな平屋の住宅です。敷地は丘の斜面の下にあり、斜面側外壁は、擁壁も兼ねた厚みのあるコンクリート造です。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
隣地擁壁が高いので、東京都安全条例がかかってくること、前面道路が狭いなどの条件で平屋を建てたいが、どのくらいのボリュームになるのか。狭くならないか。既存の建物にあったステンドグラスを再利用したい。
依頼者があなたに依頼した決め手:
自然素材を使用しながら、光と風を狭小住宅でも取り入れる工夫をした住宅を建てていること。
現場敷地と事務所が近いこと。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
隣地擁壁が東京都安全条例がかかってくること、前面道路が狭いために斜線がかかってくることなど、隣地側とは距離をとらなければならない中で、法的にできるだけ可能な面積を確保しました。室内は平屋ですが、無垢フローリング、和紙のクロス、引き戸とし、天井高さも高くして小さくても広がりがあり、明るく温かみのある空間にしています。ご要望の既存建物にあったステンドグラスも再利用でき、喜んでいただきました。
その他の画像:

駐車場側からの外観

リビングダイニングとキッチン。対面キッチン。

リビングダイニングからキッチン方向をみる。造作のカウンター収納。天井高さは高く、無垢の梁も見せています。

リビングダイニング。杉の無垢フローリング、壁は和紙のクロス。

コンクリートの壁部分に木造部分と段差がありますが、そこに小さなものを飾れるスペースになっています。

シンプルな寝室。

玄関。造作の玄関収納。