かわにしのいえ

●設計事例の所在地: 
福井県福井市
●面積(坪): 
70
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

畑に面した三角形の大きなテラス

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

『地域の記憶に接続する』
九頭竜川のほとりに建つ小規模多機能型居宅介護施設です。使われなくなった2面のテニスコートのうち1面が畑として、そしてもう1面が、この地域の高齢者が通所あるいは宿泊にてサービスを受けながら共同で過ごす施設の敷地として設定されました。畑の隣であるという立地を手掛かりとし、この地域の空気や入所者の記憶を構成する広い空、鳥の声、原っぱ、畑、木の匂いといった要素をできるだけ空間に取り込む、おおらかな建築を心がけました。

『大きなテラスの包容力』
日照や通風から導かれたL形のプランに大きな三角形のテラスを合わせ、五角形の平面形状としました。屋内空間のサイズとは一見不釣り合いなほど大きなテラスは、日なたぼっこ、近隣の方々とのおしゃべり、畑仕事の休憩などに使える自由で包容力のある空間です。
そして、そのテラスと室内とを一体で覆う一枚屋根を、畑と空に向かって大きく開く形状としました。このおおらかな空間を実現するため、登り棟は木で鉄骨をサンドイッチし、それを一本の鉄骨丸柱で支える構造を採用しました。
お引き渡し後、車椅子で生活されているひとりのおばあちゃんがテラスで過ごしていた時に幼少期の畑仕事を思い出し、支えられながら畑を歩いた、というお話を聞かせてもらいました。何か建築の力、風景の力を信じさせられるエピソードでした。

その他の画像: 

設計者

ユーザー てらさき建築設計 寺崎悠真 の写真
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Last seen: 36分 59秒 前
登録日: 2026-07-24 05:21