しっぽうちょう調剤薬局
●設計事例の所在地:
愛知県あま市七宝町
●面積(坪):
25.7
●建物の種類(大分類):
医療・福祉施設
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
西側畑より:緩やかな棟のラインと鱗の外壁が畑と空に溶け込む
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
「しっぽうちょう調剤薬局」は都心部から少し外れた水と緑に囲まれた町の、畑に守られるように佇む薬局です。
前面道路からはスロープで導き、バリアフリーで誰でも自然に入れるように配慮しました。内部は真壁造、細長い平面と立ち昇った表しの構造が木々の間を歩く散歩道のようになり、外の気配を感じながら佇んでいると感じられるようにしました。
外部は屋根と外壁を一体化させ、棟の高さを変えることで直線、角、境目を無くしました。鱗による仕上げは街並みの要である畑に潜むあたたかな生き物のように見えます。屋根勾配を近隣の農作物への日射に影響を与えないように配慮し、田園に建つ事を意識し、地域の人、環境に優しく寄り添っています。
その他の画像: