富里の家
●設計事例の所在地:
静岡県袋井市富里
●面積(坪):
84.17㎡(25.46坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
キッチン・ダイニングからリビングへの眺め.
小さな住まいであっても、ご家族やたくさんのご友人が集まることのできる大らかで豊かな空間です.
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
同じ敷地内に母屋があり、今までは三世代家族が同居して暮らしていましたが、クライアントご夫婦の今後の出産や育児等を踏まえ、同じ敷地内にある既存建屋を解体し、新しい住まいを計画することとなり、ご依頼頂きました.
独立した新しい住まいを求めるクライアントご夫婦の思いと、母屋に暮らすご両親・祖父母の思いとの意識的・物理的な距離のバランスを測ることが重要な課題でした.
依頼者があなたに依頼した決め手:
以前の住宅をご覧頂いており、ご依頼頂きました.
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
3世代家族の暮らす母屋の脇にある古い建屋を解体し、息子さんご夫婦のための小さな住宅を計画しました.
クライアントご家族それぞれの思いをつなぐ「石の間」と、ご家族やたくさんのご友人が集まることのできる「板の間」で構成された住まいです.
また、構成・陰影・素材・寸法・開口部などに単純なルールを重層させて住まいを構築することで、単純で豊かな暮らしの器として、記憶や風景にゆっくりと馴染んでいくのだと考えています.
その他の画像: