日建学院 浜松校
●設計事例の所在地:
静岡
●面積(坪):
200坪
●建物の種類(大分類):
その他
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
学校 インテリア
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
「表裏」
日建学院は建築系の資格学校である。
そこに通う生徒は一級・二級建築士/宅地建物取引主任者を目指す若者をイメージしがちだが、
実際は施工技師関係の現場の方々も多く通学している。
今回は、その両者に考慮した空間が求められた。
そこで、「設計」と「施工」をつなぐデザインを今回のテーマとして捉え壁面や天井の下地を
意匠として見せる方法を提案した。
実際には、空間の壁面はプラスターボードを切り欠き、天井面はジプトーンを部分的にはずし、
そこに透明ガラスを嵌め込む事によって、完成後には通常、見えてこない「下地のディスプレー」を
作り出した。
これにより、建築士を目指す若者は、実際に現場の工程を見て確認する事が出来、施工技師関係の人々は、
通常は完成後に見えてこない職人の技術を披露する空間となった。
この空間により「表と裏のつながり」を感じる事が出来ればと考える。
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