キッチンの家
みんなが集まるLDKを、キッチンを主役にリノベーションしました。
「料理が趣味で調理関係のものがたくさんあるので、それらをスッキリ収納したい。
将来、料理教室を開けるようなキッチンにしたい。
リビングではパソコンや音楽、ゲームなどを楽しめるように。
帰宅後、洗濯物をそのまま収納できるクローゼットと、洗濯物を部屋内に干したまま仕事にいけるような仕掛けが欲しい。」
キッチン廻りのものをはじめ、仕事や趣味、衣類に至るまで、いろいろなものを収納するため、いろいろな奥行きの収納で部屋の外周部をぐるりと囲む事を提案しました。
収納の扉は窓の目隠しを兼ねているので、カーテンやブラインドが不要になりました。
家族が好きな事を好きな場所でできるように長いカウンターを用意し、家族が一緒に居ながら思い思いの時間を過ごせるようにしました。
「モノたちを収納できるようになったことで、部屋がスッキリしました。
中学生の息子がソファに座って「いいなあ・・・」とつぶやいていました。」
とのご感想を頂きました。
手前はリビングスペース、奥はダイニングキッチン。
窓の外にウッドデッキを作って、リビングが屋外と繋がりを持てるようにしました。
障子の開閉で雰囲気がガラリと変わります。
テレビ台/オーディオラックは、カウンターデスクに姿を変え、やがてダイニングテーブルとなり、くびれて接する2つの空間をひとつに繋ぎます。
右手の窓には洗濯物を干せるパイプがあり、雨天の洗濯干しや収納として使えます。
テレビが置かれる壁には、新調した廊下との境界となる扉が、視覚的なアクセントになっています。
カウンターデスクはキッチンまで伸びて、Uターンして戻ってくるとダイニングテーブルになります。
ダイニングテーブルの中央にスリットがある(ガラスが入っています)ことで、床面へ視線が通り、スペースを少し広く感じさせてくれます。
キッチンからリビングを見た様子。
左手の障子の奥には、窓と収納が隠れています。
いろいろな場所に無駄なく収納を作り込みました。
正面奥の障子の奥にはパソコンデスクが隠れています。
使わない時は障子を閉めて、スッキリした空間にできます。