富士見が丘の住宅
●設計事例の所在地:
神奈川県横浜市
●面積(坪):
23.5
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
敷地北側の前面道路からの外観(夕景) シンプルな箱形を組合わせた「家型」の表情
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
初めてお会いした際、「小さい家でも、南側の富士山を臨むのびのびした家にしてほしい」とおっしゃっていました。
それが第1希望。その他「収納スペースを確保する工夫をしてほしい」「台所には勝手口がほしい」などの希望がありました。
依頼者があなたに依頼した決め手:
「いろいろな要望をうまくまとめてくれた・・」と言っていただきました。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
造成宅地の中で当敷地は一番高い場所に位置していたので、気持ちよく富士山が臨めるよう、リビング・ダイニングを2階に配置して、さらに容積率にカウントされないバルコニーにその空間を連続させることにしました。そのバルコニーにはさらに屋上に上れる階段を設け、建物の延床面積以上の広がりが感じられるよう、LDからどんどん外につながる「のびのびした家」を目指しました。
依頼者の声:
「木造なのに、こんなに気持ちのよい屋上までできるとは思いませんでした・・」という感想をいだき、この敷地のポテンシャルを最大限に引出そうとした私の意図をご理解いただけたように思っています。
その他の画像:
南側外観見上げ。木製のバルコニーは台所の勝手口に続く外階段と屋上に上がる外階段につながっている。
内部階段上部はトップライトとして、1階から2階に上っていく過程で開放感が高まっていく空間とした。
2階のリビング・ダイニング・和室は1室空間として、さらにバルコニーにつながる「のびのび」構成を目指した。
2階北側の和室の平面的広さは押入含め6畳だが、天井高さを高くしてロフトとなる上部収納を設けた。
浴室にもトップライトを設けて、星空を眺めながら入浴できるようにした。