傾斜地の家
●設計事例の所在地:
神奈川県
●面積(坪):
約50坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
傾斜地を利用し大きな造成を加えずプランニングした住宅です。斜面の中腹の平らな部分と、道路面の小高い部分を利用した基礎の上に建物を乗せ玄関へは家の下をくぐってアプローチするという建物です。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
敷地の周りは木々も多く、環境も良い場所なためできるだけ敷地条件を壊さず、道路面からのプライバシーを確保しながらも、眺望の良さをできるだけ享受したいということと共に、将来の親との同居を考えて道路面から最上階までのホームエレベータ用のシャフト経路も考えてほしいというものでした。
依頼者があなたに依頼した決め手:
自分のやりたい事をバランス良く設計に反映してもらえると考えたからとお聞きしました。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
土地形状を大きく変えないために、斜面途中のほぼ平らな部分を建物の地盤面に設定し道路側の土地隆起部分に家を渡し、その下をくぐって地盤面の玄関へアプローチするという手法を選びました。
道路側からのプライバシーは、地盤面を上部に設定したためうまく確保でき、季節による街路樹や緑に覆われた丘陵の借景を楽しむことができるようになりました。また大きな開口が有るためにそれを補う高断熱な仕様を確保しています。外壁は土地の性格上汚れやすいため、ガルバニウム鋼板の屋根材を採用しました。
その他の画像:
道路面隣接より
リビングから道路側を見ています。
本のコーナーです。
ダイニングとキッチンです。
キッチンからは裏山の緑が借景となります。
洗面室と浴室です。
2階廊下から寝室を見ています。
寝室です。