風が通る家というコンセプトの狭小住宅である。南には川沿いに桜並木があり、大きな採光をとっている。なるべく高さを持たせるように天井はR面として開放感をもたせている。土壁や和紙など自然素材を中心にまとめている。
周辺環境に溶け込むように庭には様々な木々を植え、全体的には落ち着いた雰囲気のたたずまいとなっている。この何気なさが住宅には必要な気がしている。