KKSM
●設計事例の所在地:
埼玉県川越市
●面積(坪):
43.78
●建物の種類(大分類):
商業施設
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
大正浪漫夢通りから
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
高度成長期に店蔵の下屋部分を取り壊し、2階を増築していた。
1階北側の壁面も店舗増床の為にすべて撤去されてあり、構造的に危険な状態にあった。
明治26年の川越大火直後に造られた蔵造りを復原し観光案内所として利用するために昔の姿を取り戻したい。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
よみがえった蔵造り
明治26年から歴史を積み重ねて....。
川越大火(明治26年)直後に建てられた蔵造りである。市内では珍しく越生の大工の手によるものである。伝聞では、越生で建てる予定だった物を買い付けて来たとのこと。
正式名称:川越市仲町観光案内所
その他の画像:
限界耐力計算によって、蔵造りを現在の法的に合致する建物へ設計を行っている。
その対策の一つとして、耐震格子壁を設けている。その手前に目隠しルーバーを設置。
前を通る向きによって、見え方が変化する。
西側から通ると、蘇芳色の壁面となる。
正面からは、木地の色となる。
耐震格子に合わせたカウンターも設置
白木は、今回の工事で復原された部分
痛みのひどかった影盛りも綺麗に復原を行っている。
正面の洋館(商工会議所)から