月見台の家

●設計事例の所在地: 
香川県東かがわ市
●面積(坪): 
45
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

満月が一年に12回ある。その時に6時から7時半位までの間に玄関の丸窓から月見を楽しむ。
毎月ドラマがある。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

何か?この土地を見て感じて欲しい!
何か提案して欲しい。
3人の子供の成長と共に生活を見守りたい。
家族が幸せになりたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

方角から、東だけ風景を切り取る事が出来る。
決して南が良いとはいえない。(隣が接近しているから)

真東は結構綺麗な山が見える。
他の風景は形にならない。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

満月の暦を一年通して調べ、山から出る方角を確認した。
子供の体に優しいように自然素材をふんだんに使った。
押入れと照明を一体化して、部屋の雰囲気を気持ち良いように工夫した。

その他、技術面の風とか日当たりとか音等は当然建築家であれば考慮する。

依頼者の声: 

凄く生活が楽しくなった。
子供の成長が月を見ながら楽しめる。
子供の喘息が無くなった。

昨年の9月19日の中秋の名月には団子を飾って、月見台で月見をした。

その他の画像: 

東の山を望む窓の様子

玄関から1.5mの高さに設けた丸窓。
中心は円の中心。

ここに満月が入ってくる。
周囲は照明。

押入れに仕込んだ照明。天井に照明を入れないで創りを工夫した。

設計者

ユーザー 冨田妃登志建築地域研究所 冨田妃登志 の写真
オフライン
Last seen: 2年 2ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:28